フランス人と話すのが一番難しい。

最近そう思うようになりました。
フランス人とフランス語で話すより、他国(アジア系)の人と話す方が
断然聞き取りやすい、ということに気づきました。
(英語圏スペイン語圏出身の人は発音がそっち系なので分かりづらいです)


フランス人は喋るのが早いから、とかではなく、多分語彙の問題です。
フランス人でも先生の話ならほぼ100%理解できるのですが、
普通のフランス人の話だとものすごく分かりづらいときが多々あります。
発音自体は自分が使ってる教材と同じなので、一番聞き取りやすいはずなのに。


今日考えた結果、母語でフランス語を学んだ人と、外国語として学んだ人では
習得する単語の順番が違うんだろうと言う結論に達しました。
フランス人の人(ステイ先の人とか)は「簡単な言葉」で話すようにしてくれてますが
その「簡単な言葉」と「私の既習の単語」が合致してないんだと思います。


例えば、私は「すずめ」"moineau"と言う単語は知りませんでしたが、
京都議定書」"protocole de Kyoto"と言う語は知っています。
普通に考えれば「すずめ」の方が簡単なはずなのに。
「すずめ」は幼稚園児でも知ってるでしょうが、「京都議定書」は多分知らないでしょう。
外国語として学んだ場合、こういうすれ違いが起きることがあるんだと思いました。
新聞の記事などを教材とすることも多いので、その関係なのかと思います。
あまり新聞で「すずめ」と言う単語は目にしないと思うので。
政治や経済などに関する言葉は知ってても、日常会話に頻出する単語は
あまり分からなかったりするので、会話が難しく感じるみたいです。


これからは新聞・ラジオを教材にしつつ、子供用の本も読もうと思います。