【LIVE】黒夢 "the end" 〜CORKSCREW A GO GO ! FINAL〜

大分遅くなりましたが、黒夢レポです。ツアタイの「清春〜」を省いたのはわざ(ry




id:Sismさんと私は仕事、id:platformさんは冬休みということだったので、特に待ち合わせせずに現地(席)集合です。平日18時開始にもかかわらず、着いた時点で結構席が埋まってました。みんな休み取ったのかな。今回は360°席を開放していたのに満席だったようです。どこかのバンドの大阪城ホールとえらい違いでした(私はそのどこかのバンドが大好きです!)。満席の武道館を一望できる、2階の最後尾という非常にアレな席だったのですが、思いのほかメンバーも見れたので良かったです。


もうライブに行き始めて10年以上経ちますが、実は解散ライブというものに参加するのは初めてだったのです。長年の休止期間を経ての復活ライブというものも初めてでした。勝手なイメージとして、復活&解散ライブ=ファン代号泣的なイメージがあったのですが、そんなこともなく割りと淡々と進んでいきました。印象としては男が多かった!あとは黒夢は古いバンドだから年齢層高めかと思いきや、SADSとか清春名義になってからのファンなのか、かなり若い人も多かったです。


↓セトリ↓
FAKE STAR
SPOON&CAFFEINE
BARTER
MIND BREAKER
CAN'T SEE YARD
BAD SPEED PLAY
CANDY
人時ソロ
MASTURBATING SMILE
FASTER BEAT
HELLO,CP ISOLATION
YA-YA-YA!
ROCK'N'ROLL
C.Y.HEAD
Suck me!
後遺症-after effect-
LAST PLEASURE


HATE
See A Pink Thin Cellophane
S.O.S
カマキリ
Sick


Like A Angel


レア曲もやらず、かと言ってシングル曲もほとんどやらずと言ったセトリ。ひたすらノれるセトリだったので楽しかったです。ファンは思いのほかおとなしい感じ(会場の構造上なのか何なのか)で掛け声とかも少なかったような気がしました。個人的に泣きヘド(昔かみじょーが言ってた!)の嵐かと思っていたので、ある種拍子抜けしましたwHATEって曲以外は知っている曲だったので初めて行くバンドのライブでしたが楽しめたと思います。ただね、人時コールが少なすぎて悲しくなったw人時君はかっこいいんだからね!ベースが!!


途中までは席でオーイェイ!したりオイオイしたりしてたのですが、id:platformさんと「カマキリが来たら空きスペース行きましょう!」と打ち合わせをしたので、アンコは後ろで見てました。正確にはカマキリじゃなくてS.O.Sの段階で既に後ろでウキウキしてましたがwカマキリだけでチケ代の大部分を回収した気がしますwうちらどれだけカマキリ好きなんだw


最後のLike A Angelはみんなで大合唱でした。おとなしいと思っていた人たちもここぞとばかりに大合唱でした。やっぱり、定番曲っていいなーと思いました。普段どちらかというとそのバンドの中でマニアックな曲が好きな場合が多いのですが、こうやって一体になれるのもいいなと。ただLike A Angelの最後の歌詞を替えて歌っていたのが気になりました…。これはライブだといつもこう歌っていたのか、それとも今回のライブに当たっての清春の意思表示なのかどちらなのか。もし清春の意思表示だったとしたら、この曲を最後に持ってきて、その最後の歌詞をこうやって変えたんだとしたら、やっぱり黒夢の"終幕"というものをファンに伝えたかったんじゃないかなと思いました。今回煽りでよく言ってた「今を楽しんで」も、そんな心境の表れなんじゃないかなーと勝手に思っていました。もう復活はしないんだろうな。残念だけど。


私が聞きたかった曲があまり聞けなくて残念…というか、もう一生生で聞けることはないんだなーと思うと悲しいというか、なんというか…。でも、もう生で見ることは決してないと思っていた「黒夢」というバンドの最後に立ち会えたこと、すごく嬉しかったです。私の中で、清春と人時君はいつまでも「SADS」や「ROBOTS」とかではなく、「黒夢」の清春と人時君なんだな…としみじみ感じました。実際リアルタイムでライブに通っていたわけではないんだけども。


先日の日記でも触れましたが、私がツアータイトルを見たときに「CORKSCREW A GO GO ! FINAL」だと、以前のCORKSCREW A GO GOツアーのファイナル公演みたいだなぁと思ったのですが、実際にライブを見て、その感想で間違ってなかったのかな、と思いました。最後の最後まで、普通のツアーの最終日のように幕を下ろした感じがしました。多分これから双方のソロワークを見ることはないと思います。akiサポで人時君を見ることはあるでしょうけど。自分勝手な意見ではあるだろうけど、やっぱり私は彼らには「黒夢」でいてほしかったんだろうなー。清春の「黒夢でした」と言う言葉で、夢から覚めたような、楽しかったとも悲しかったとも違う、不思議な感覚に包まれた気分で、私の最初で最後の黒夢ライブは終わりました。


ありがとうございました!